Skip to content

Case11 FACE / アーティスト | CASIO

検索

ワンアンドオンリーを探る、MY G-SHOCK。
Case11 FACE
アーティスト

The only one watch in this world

ワンアンドオンリーを探る、MY G-SHOCK。Case11 FACE アーティスト The only one watch in this world

自分の好みの色で〈G-SHOCK〉をカスタムできる「MY G-SHOCK」。定番の5600型をベースに、文字板、ベゼル、ベルト、ベルトループ、バックルの配色を自分で決められるというものです。このサービスを体験し「自分らしいオリジナティのあるものができた」と語るのは、アーティストのFACEさん。色の細かなトーンにこだわり、悩みに悩んで生まれた時計は、シンプルなアイテムが好みというFACEさんらしい1本でした。

Profile

FACE / アーティスト

台湾人の父と日本人の母を持つ、東京生まれのアーティスト/イラストレーター。
アパレル、広告、雑誌を中心に国内外問わずグローバルなアーティストとして活動の幅を広げている。
これまでにHUMAN MADE®︎、adidas、Better、SNEEZE magazine、Richardson magazine、 ISETAN、BEAMS、Foot Patrol、Disney、GOODHOODなどへ作品を提供。

先輩にG-SHOCKをプレゼントされて、めちゃくちゃうれしかった。

「MY G-SHOCK」は、自分好みのカラーリングで〈G-SHOCK〉をつくれる夢のようなカスタマイズサービスです。1983年に発売されたブランドの初号機「DW-5000C」の系譜を受け継ぐ定番モデル「DWE-5610」をベースに、文字板、ベゼル、ベルト、ベルトループ、そしてバックルを自分好みの色に配色し、自分だけのオリジナルの〈G-SHOCK〉をつくれるというもの。

「ぼくがまだ小学生くらいの頃、兄が『〈G-SHOCK〉が欲しい』と親にせがんでいて、それに便乗してぼくも買ってもらった思い出があります。兄はイルカ・クジラモデルが欲しいと言っていて、ぼくも同じものが欲しかったんだけど、『お前は便乗しているだけだから、こっちでいいでしょ』っていうことで、別のアイテムを買ってもらいましたね(笑)」

そう語るのはアーティストのFACEさん。その後、大人になっても〈G-SHOCK〉に対する憧れの気持ちはなくならなかったと続けます。

「ぼくの先輩が『AW-500』のオリジナルモデルをつけていて、それを見て『譲って欲しい』と頼んでいたんです。もともとぼくはとあるストリートブランドで働いていたんですが、そこを辞めるときにその〈G-SHOCK〉をプレゼントしてくれて、めちゃくちゃうれしかったのを覚えてますね。いまでもその時計は大事にとってあります」

FACEさんが欲しかったイルカ・クジラモデルも、先輩にプレゼントされた「AW-500」も、どちらも〈G-SHOCK〉らしい質実剛健なデザインが魅力のアイテム。とはいえ、実際に自分がつけるとなると「シンプルなもののほうがいい」とFACEさんは語ります。

「冷静に考えると自分はカラダもそんなに大きくないですし、実際につけて似合うのは、ゴツくない時計だなということに気づいて…(苦笑)。それで“スピードモデル”と呼ばれる5600型のアイテムも気になっていたんですよ。だからそれが今回『MY G-SHOCK』でつくれるということで、本当にうれしくて。かっこいい1本をつくりたいと思ってます!」

何本かシミュレーションして、最後に比べてみてから選ぶもアリ。

「MY G-SHOCK」に対する意欲を語ってくれたFACEさん。ではさっそく、カスタムにチャレンジしてもらいましょう!

自分好みのカラーリングでG-SHOCKがつくれる新サービス、「MY G-SHOCK」はこちらから。

色とりどりのパーツに視線を向けながら、好みの色を探るFACEさん。「いっぱい色があって、悩みそうですねぇ」とつぶやきます。

「実は今回のために『MY G-SHOCK』のサイトでシミュレーションしてきたんですよ。だけどすごいシンプルな配色の時計になっちゃって…(笑)。派手な配色にもチャレンジはしてみたいんですよね」

そんなことを話しながら、まずは気になる色をピックアップします。

「蛍光色も好きなんですけど、色のトーンにこだわりがあって。だからなんでもアリではないんですよね。たとえば黄色の中でもハッキリした色が好きで、緑が強すぎてもダメだし、かといって明るすぎも好みじゃないんですよ」

そう言って、イエローのパーツを手に取るFACEさん。「MY G-SHOCK」のイエローは彼のお眼鏡にかなった様子です。

「こういうカスタムサービスを利用するときは、まず派手な色をピックアップすることが多いですね。そこにどんな色が合うかを見てみたいというか。一度全盛りして、そこから引き算していくっていうやり方です」

イエローと続き、サンドベージュ、チャコール、グレー、ブラック、ベージュとピックアップしていきます。FACEさん流「MY G-SHOCK」の攻略法は、好きな色だけを選んで、その中からカスタムするというもの。

「一度色を決めたらそこで保存して、また次に気になる色をつくってみる。それで何本かつくって、最後に比べてみてから選ぶもアリですよね。でも、そこからかなり悩むと思うんですけど…」

FACEさん曰く「ベゼルもベルトも同じ色で組み合わせたい」とのこと。その心は?

「本当はいろいろ組み合わせたほうがおもしろいと思うんですけど、どうしても色はリンクさせたくて。統一感のあるもののほうが好きなんです。願わくば文字板の色も同色で組みたいんですけど、さすがにそれは無理か(笑)」

同色で組み合わせたベゼルとベルト。ベルトループはそれに合う差し色をピックアップしてオリジナリティを加えていきます。

「なんとなくブラックとオレンジの組み合わせが好きですね。とくに意味はないんですけど、見た目でしっくりくるのがコレ。チャコールも今日の服に合いそうだなぁ」

どちらかの色でかなり悩んでいる様子。ということで、それぞれの色に文字板とバックルを合わせ、これで一度セットしてみます。

「ちょっとシンプルすぎますかね?」と心配するFACEさん。とはいえ、どちらの色も日常的に使えそうなリアリティのある配色がクールです。

「ん~、めっちゃ悩むけど、こっちのブラックのほうで完成にさせてください。やっぱり色に統一感があるのが好きなので、オールブラックっていうのが自分的に気持ちよくてしっくりきますね」

ということで、FACEさんの「MY G-SHOCK」が完成! 文字板とベゼル、ベルト、そしてバックルはブラックで統一し、3連のベルトループにオレンジの差し色を組み合わせたシンプルながらもアクセントの効いた1本です。

FACEさんがつくった「MY G-SHOCK」はこちらから。

文字板、ベゼル、ベルトがブラックの「DWE-5610」はインラインでも存在しますが、バックルまで黒いアイテムはこのサービスでしかつくることができません。FACEさんの「MY G-SHOCK」から、シンプルなカスタムの中にもオリジナリティの可能性を見出すことができます。

「ぼくは普段シンプルな格好が多いので、こういう時計がいちばんしっくりくるんですよ。それで靴とかに差し色をもってきたり。ベルトループにオレンジを持ってきたのも、この組み合わせが好きっていうのもあるし、あとは普段ゴールドのリングやネックレスをつけるので、そこになじむようにっていうのもありますね」

チャレンジする価値がめちゃくちゃあるサービス。

イエローを使った派手な1本からはじまり、自分好みの色をピックアップ。最終的にリアリティのある「MY G-SHOCK」をカスタマイズしてくれたFACEさん。実際にこのサービスを体験してみて、どうだったのでしょうか?

「すごい楽しかったです。もう1本つくってみたいなって思うくらい。そのときはもっと冒険したやつにチャレンジしてみたいですね(笑)。今回はシンプルなやつで『インラインにもあるかな?』と心配だったんですけど、それでもオリジナルのものができて大満足。本当に自分のための〈G-SHOCK〉ができるので、インラインで迷うくらいなら、こっちのサービスを受けるほうが絶対いいですよね 」

冒険してみたいというFACEさんに「もう1本つくるとしたら?」と問いかけると、「う~ん」と悩みながら再びパーツを手に取り、「こんな感じでどうですか?」と言いながらこんな「MY G-SHOCK」を提案してくれました。

白い文字板にスケルトンのベゼルとベルト。ベルトループにはくすんだクリアホワイトを選び、透明感のある「MY G-SHOCK」を完成させます。

「これもかっこいいですね、黒と迷うなぁ~(笑)。夏に合いそうだし、バックルをゴールドにしたらラグジュアリーな雰囲気になりそうです。でも、この文字板の脇のグレーの部分もホワイトにしたくなっちゃうんです。だからやっぱり黒で!」

普段から腕時計を好んでつけているというFACEさん。今回つくったブラックの「MY G-SHOCK」も登場機会が増えそうと語ります。

「電子決済できるスマートウォッチを使っていて、それが手放せない状態だったんです。でも家にスマホとリンクできるスマートリングがあるので、決済はそれを使って、これからはこの〈G-SHOCK〉を使おうかなと。山登りもよく行くので、これなら壊れる心配もいりませんしね」

あれこれと悩みながら、最終的に自身のライフスタイルに合う魅力的な「MY G-SHOCK」を完成させたFACEさん。最後にこれからカスタマイズをおこなう人に向けてアドバイスをもらいました。

「インラインにもありそうだなと悩んではいたんですけど、意外とバックルまですべてブラックはないということで、シンプルでもオリジナリティのある1本ができるということがわかったし、ベルトループで遊ぶというのがさり気なくていいんじゃないかと思います。それに関わらず、自分の好きな〈G-SHOCK〉をつくれること自体に意味があるし、チャレンジする価値がめちゃくちゃありますよね」

DWE-5610-SP5

DWE-5610-SP11
¥16,610-

Photo : Kazunobu Yamada
Text : Yuichiro Tsuji
Edit :Yosuke Ishii

Select a location