Skip to content
電卓60周年記念企画CASIO ヒストリカル計算機

カシオ初の電卓「001」の発売から60年 電卓の名機がミニチュアとして蘇る。

■2025年9月下旬より発売
■企画製作・発売元:株式会社ケンエレファント
*この商品には計算機能はありません。

LINE UP
ミニチュアになった電卓

001

1965年発売

カシオの電卓初号機で「ゼロゼロワン」と読みます。
リレー素子を使った純電気式計算機で計算機市場を独走していたカシオが、トランジスタを使った高速で小型の電子式卓上計算機の台頭によって経営危機に陥った後、若手技術者が開発していた電子式に方向転換を決断。世界で初めてのメモリ機能を搭載し、わずか4か月で完成させました。
特徴あるデザインは、創業者の樫尾四兄弟の末弟であるエンジニアの樫尾幸雄によるものです。電子部品は全て手作業で実装し、筐体は板金を曲げて加工。オールハンドメイドと人海戦術によってスピード生産を実現しました。
現在の電卓と同じ、数字キーが10個しかないテンキーを採用。表示にはネオン管を重ねたような表示をするニキシー管を使用しており、数字によって見える奥行きが異なります。

CASIO MINI

1972年発売

当時、最も安いモデルでも3万円以上していた電卓を個人でも買えるようにするため、12,800円という価格を実現した世界初のパーソナル電卓です。
その頃大流行していたボウリングのスコアを手元で計算できないかというアイディアから企画され、1万円台を実現するために、ワンチップLSIや板ばねスイッチなどの実装技術を総結集してつくられました。
小型・低消費電力・低価格化のため、表示桁数を6桁に抑え、桁切り替えボタンによって12桁の計算を可能にしました。さらに電卓では初めてテレビCMを打ち「答え一発カシオミニ」のコピーが広く認知され爆発的にヒット。
シリーズ累計で1,000万台を超える大ヒットを記録し、日本国内で40社以上が競い合っていた「電卓戦争」と呼ばれる激しい競争に終止符を打ちました。

PG-200

1983年発売

パチンコゲームが楽しめるゲーム電卓です。キーを押す時間の長さで、玉を打ち出す強さを変えられます。全部で100の台があり、役物や釘やチューリップの位置も変わります。
当時の開発者はパチンコをやらないのにパチンコ屋に通い詰めて動作を研究したそうです。

CG-8

1983年発売

リバーシで遊ぶことができるゲーム電卓です。コンピューターとの対戦と人間同士での対戦もすることができます。コンピューターとの対戦では強さのレベル設定を5段階で設定することができ、自分が次に打つ最善手を教えてくれるTEACH機能もありました。

QA-70

1993年発売

計算中でも常に時間を確認できる、アナログ時計つき電卓「TIME FACE」。縦型、横型、カバー付きなど4種類の形状のバリエーションがあり、すべてのモデルがグッドデザイン賞に選ばれました。時計付き電卓の初号機は1976年に発売された「でんくろ CQ-1」で、計算機以外の機能もついている電卓を複合電卓と呼んでいました。

カシオミニの開発者、羽方将之(元常務)も仕上がりに納得。

Select a location