Priviaは、わたしのライフスタイルに自然に寄り添ってくれる楽器
小さな町で育ち、都市で羽ばたく。シンガーソングライター・グリフさんの音楽の旅は、ロンドン郊外にあるキングス・ラングリーから始まりました。
「私の出身はキングス・ラングリーという、ロンドンのすぐ外側にある町なんです。だから小さい頃からロンドンには親しみがあって、週末や学校の行事で訪れる、身近だけどちょっと特別な場所でした」
音楽活動を本格的にスタートさせたとき、彼女にとってロンドンへ移るのはごく自然な選択だったといいます。「ロンドンは文化も音楽も人も本当に多様で、いつも刺激をくれる場所。自分らしくいられて、同時に大きなコミュニティの一部だと感じられる、そんな他にはない特別な空気があります」
父はジャマイカ人、母は中国系というルーツを持ち、多様な音楽に囲まれて育ったグリフさん。レゲエ、ポップス、ゴスペルなど、さまざまなジャンルが身近にあった中で、ひときわ存在感を放っていたのがピアノでした。
「ピアノだけはずっと私のそばにありました。曲作りでもまずピアノに向かうことが多いです。ピアノに触れるだけで落ち着きが生まれるような気がして、作業が進むことが多いです」
そんなグリフさんの暮らしの中に、最近Priviaが加わりました。「最近使っているPriviaは、そんな日々の暮らしの中に本当に自然に入り込んできてくれた存在です。とにかくコンパクトで軽くて、部屋の中でも移動しやすい。しかも、見た目もとてもかわいくて、家にあるだけで気分が上がります」
鍵盤のタッチにおいても、Priviaは彼女の想像を超える体験を与えてくれたと言います。「デジタルだけど、鍵盤のタッチがとても繊細で表情豊か。まるでアコースティックピアノのように、ニュアンスがそのまま音に出る感じがして、正直驚きました。MIDIキーボードもよく使うけど、やっぱり本格的なタッチの鍵盤で演奏できるのは気持ちいいです」
作曲というプロセスにとって、ピアノは欠かせない存在。「曲を書くことは、自分の中の感情と向き合うためのセラピーのようなもの。気づかないうちに抱えていた気持ちを整理できます。ピアノの前に座っているだけで呼吸が整うんです。べつにすごい演奏をしなくてもいい。ただそこにいるだけで心がリセットされる気がします」
そして何より、Priviaの音に彼女は深く魅了されているそう。「Priviaの音は本当にあたたかくてクリア。あの薄さからこんなに豊かな音が出るなんて、正直驚きました。何か特別な曲を弾こうと思っていなくても、気がつけば自然と前に座って弾いている。そんなふうに、Priviaは私のライフスタイルに、本当に自然に寄り添ってくれています」