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ーPriviaの佇まいから感じるこだわり 自分らしい心地よさから生まれる創作

「毎年ライフワークとして全国の桜の写真撮っているんです。桜の開花に合わせて日本中を移動するから、この時期は全国各地への移動が多いですね」と撮影中に笑顔をみせてくれたのは、写真家や映画監督など様々な分野で活躍をしている蜷川実花さん。

創作活動の際、何よりも大事にしている事は『一つ一つの作品や仕事に誠実に向き合うこと』と言います。
「個人としての創作のほかに、商業的な仕事として創作もありますが、私はどちらも自分の中から沸き上がる感情を原動力にして、それに正直でいたいと思っています。
デビューしたのが30年くらい前で、仕事の経験値も積み重ねているからこそ、どんなお仕事にも誠実でいたいですね。
続けるためのモチベーションについて尋ねられることも多いけれど、自宅でも時間を忘れて没頭するくらい、創作活動は私の中では生きる上で自然なことなんです」

海外でも活躍する蜷川さんは、日本ならではのクリエイティブの在り方を感じる機会も多いそう。
「日本で創られた作品にはやはり日本カルチャー的な独自性を感じることがあります。
『侘び寂び』や、それとは対極とも言える『雅』は海外からも憧れられる日本の良さですよね。加えて私は創り手の細部にまでいきわたる細やかさや職人的なこだわりにも日本らしさを感じています」

Privia PX-S7000を初めて見た時もそれと同様のものを感じたと蜷川さんは話します。

「Privia PX-S7000にハーモニアスマスタードという黄色いカラーがあると知った時に、最初はいろんな色のバリエーションがあってその中のひとつなのかなと思ったんですよ。
でも実際は黒、白、ハーモニアスマスタードの3色。今までそんなピアノは見たことがなかったので、なんでこの色だったんだろうと思ったんですけど、生で見れば見るほど、空間との調和を感じるのはこの色だからこそなんだなと」

また色だけでなく、デザインにも興味を持ったと言います。
「素材使いやその組み合わせ方がおもしろいですよね。スピーカー部分もインテリアに馴染みやすいファブリックが使われていて・・・従来のピアノでは見られなかった背面になる部分にもデザイン性があって、Priviaのこの佇まいは開発者のこだわり、その積み重ねで出来ていると感じました」

そんな蜷川さんは、無理せず自分らしくいることでライフスタイルの豊かさを実感できると考えます。
「丁寧な暮らしを目指しても、誰もが同じもので幸せになれるとは限らないですよね。
私は最近ピラティスをしているんですけど、それもステキな生活のためにとか誰かがやってるからとかじゃなくて、自分にとって気持ちがいいから。日常生活をそれぞれの価値観で心地良く過ごす中に本当の豊かさがあると思います」

蜷川さんにとっては家族で過ごす時間もそのひとつ。
「長男が今ベースにハマっていて、家にいるといつも練習してるんですよ。
私も口ではうるさ〜いと言いながらも、楽しそうにしている姿がいいなと思っています。
そんな長男に影響されたのか次男も音楽に興味を持っていて、ふたりから今流行ってる音楽を教えてもらうことも多いですね。反対に私も知ってる曲を聴かせてあげると、彼らにとっては新鮮なようで、そのやり取りも面白いんですよ。音楽の話って自然に会話の中に溶け込んでくれますよね」

感情が生まれる日常を大事にしているからこそ、仕事と日常生活は地続きだと言う蜷川さん。
「日常にある何気ない瞬間が創作活動の原動力になることを知っているので、これからも自分らしい心地よさを大切にしていきたいです。
家族と音楽の話をしている時間も、散歩していてふと見上げた時にある景色も、私にとってはかけがえのない奇跡のような瞬間なんです」

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