

ハンディーターミナルの使い方を
CASIOの最新モデルDT-X450をベースにご紹介
ハンディターミナルの基本的な操作は、AndroidTMのスマートフォンと同様ですが、一般的なスマートフォンの利用は「動画やコンテンツの閲覧」「ゲーム」などであるのに対し、物流業界や製造業界で多く使われているハンディターミナルは、業務用に特化されています。 このため、バーコードの読み取りがメイン機能となり、そのためのトリガーキーなどが搭載されます。
カシオの最新モデルハンディターミナルDT-X450をベースに、ハンディターミナルの使い方をご紹介しましょう。


ハンディターミナルの主な使い方である
バーコードスキャン

ハンディターミナルの使い勝手の良さは、バーコードや2次元コードのスキャンをいかにスピーディに正確にストレスなく行えるか、と言えます。いくつかの視点で、ご紹介します。
使い方ポイント①:用途で変わるスキャン角度
高所の棚読みやピッキングにはスキャン角度25°のストレートモデルが適しています。 机上のオーダーブックや床置きの段ボールなどの読み取りが多い場合は、スキャン角度60°の下向きモデルから用途に合わせて選ぶことができます。

使い方ポイント②:様々なバーコード読み取りの方法
密集バーコードの読み取り
業務用となるハンディターミナルでは、さまざまなタイプのバーコードを読み取ることが求められます。
連続読み取り
キーを押したまま、連続で読み取りを行います。出荷検品など、数量が多く、スピードが求められる作業に向いた方法です。
一括読み取り
密集したコードを、一度に読み取ります。入出荷時のラベルスキャンなどに役立つ方法です。
使い方ポイント③:読み取りづらいコードの読み取り
薄い印字や、かすれ、汚れたバーコードの読み取り
バーコードや2次元コードは、すべて読みやすくきれいなものとは限りません。印刷状態により汚れやカスレがあるバーコード、2次元コードがあります。さらにバーコードの上にビニールを巻いたものなどもあります。カシオのハンディターミナルは、さまざまな状況で正確に読み取りが可能な高いスキャン精度を誇ります。

快適な読み取り深度
伝票などの近距離読み取りから、ロケーションコードの遠距離読み取りまで、ハンディターミナルがさまざまな状況に対応していれば、使い勝手はさらに向上します。カシオの最新ハンディターミナルDT-X450は、ソフトウェアデコーダ技術の向上により、読み取り深度を従来機種(DT-X400)の約1.3倍※アップを実現しています。
※Codabar、分解能0.25mmの場合

ハンディターミナルで使える様々な読み取り機能

業務用であるハンディターミナルはバーコードや2次元コードのスキャンだけではなく、さまざまな読み取り方法を可能にする機能をもたせることができます。便利で高度な機能をご紹介します。
OCR(文字読み取り)機能の活用
日付や伝票番号の文字情報を高速に読み取り、データ化する機能です。ヒューマンエラーを軽減し、作業効率を大幅にアップ。スピーディな入荷/先入れ先出しのための賞味期限/使用期限チェックを可能にし、伝票番号の確認、手書き確認のミスも減少します。
日付読み取り専用OCRソリューション”FISOCR日付版“は、日本の”年月日“形式だけでなく、海外のDMY/MDY形式や、月の英語表記も読み取りが可能です。



さまざまなパターンの日付を読み取り!
現場の声に応えるOCRソリューションを紹介します。

ヒューマンエラーを軽減し、作業効率アップ!
OCR(文字認識)の活用例を紹介します。
音声認識機能の活用
AndroidTMを搭載したハンディターミナルでは、音声ソリューションを実現。店員への緊急指示、直接会話、インカムトランシーバー活用でハンズフリー会話も可能になります。また、音声入力対応でかんたん入力も実現します。

店舗内のコミュニケーションを強化!
音声ソリューションを活用した店舗業務改善方法を紹介します。
RFIDの活用
Android™搭載ハンディターミナルとRFIDリーダー&棚卸アプリは、棚卸・出庫業務を効率化します。大量のICタグを遠距離からスピーディに一括で読み取り、作業時間を大幅に削減。システム開発不要で、低コストで業務のRFID化が実現します。

棚卸や検品業務の作業時間を大幅に短縮!
RFIDを活用した棚卸ソリューションを紹介します。
バッテリーマネジメント

バッテリーの管理をどのように行うかは、業務を止めないという観点から非常に重要です。カシオのハンディターミナルは、電池の買い替え時期がわかるバッテリー容量状態通知、電池を長持ちさせるエコ充電機能を搭載。さまざまな電源マネジメントで、快適な作業環境をサポートしています。

Android™OS搭載ハンディターミナルラインアップ

3mからの落下にも耐える
グリップタイプのDT-X450

OSに Android™ 11 を搭載し、SoCにQualcommQCM4290※を採用。アプリ動作の高速化や機能拡張により、さらなる業務効率化、生産性向上を実現しました。カシオ独自のノウハウにより、ハンディターミナル専用の耐衝撃構造を開発。抜群のタフネス性能を誇ります。ユニパーサルデザインの設計手法を採用し、使いやすさの本質も徹底追求しています。

DT-X450カタログ
簡単な情報をご登録いただくことでDT-X450のPDFカタログをダウンロードいただけます。
10キー付き/ファンクションキー付き
大画面タイプのIT-G600/IT-G650

独自の実用性、運用性、信頼性で、ハイクオリティの先へ。培ってきたノウハウを集約したカシオ・ハンディターミナルのフラッグシップモデルです。OSに Android™9/ 11 を搭載。IT-G600シリーズは4.7インチ大画面液晶、高性能CPU採用のテンキーモデル、T-G650シリーズは5.5インチ大画面液晶、高性能CPU採用のフルスクリーンモデルです。

IT-G600カタログ
簡単な情報をご登録いただくことでIT-G600のPDFカタログをダウンロードいただけます。