Skip to content

よくあるご質問 | 一般電卓・関数電卓

カテゴリー : 関数電卓機能・使い方 グラフ関数電卓

BASE-N(BASE)モ-ドまたは(ビットごとの)論理演算を行う際に, 注意すべき点はありますか?

通常の10進数以外に, 2進数, 8進数, 16進数の計算が出来ます。
計算結果は, 常に現在の基数の設定に従って表示されます。この基数の設定を変更することでn進法の値に切り替えることが出来ます。
また, 負数計算や論理演算ができます。

ポイント: 16進数で使用するA, B, C, D, E, Fは, 赤色または緑色のアルファベットキ-を使用します。 このとき, [ALPHA]キ-を先に押す必要はありません。

N進数から10進数への変換

進数 数値例(10進数の 28) 結果
2進数 2  1×24   + 1×23 + 1×22 + 0×21 + 0×20 11100
8進数 8  3×81   + 4× 80 34
10進数 10  3×81   + 4× 80 28
16進数 16  1×161+12×160 1C

(例)10進数の28を2進数に変換します。

(1)RUNモードの「SETUP」でMODE設定を2進数にします。

[SHIFT][MENU](SETUP)[F4](Bin)[EXIT]

(2)10進数の数値28を入力します。

[F1](d~o)[F1](d)[2][8]

(3)実行し2進数の結果を表示します。

[EXE]

表示結果:0000000000011100

●論理演算

ビットごとの論理積(and), 論理和(or), 排他的論理和(Exor, Xor), 排他的論理和の否定(Xnor)の結果を表示します。2進, 8進, 16進では, 負数は2進数表記で2の補数を取った値を元のn進表記に戻して使います。10進では, 負数に負符号を表示します。

真理値表

A B A And B A Or B A Nand B A Nor B A Xor B
0 0 0 0 0 0 0
0 1 0 1 1 0 1
1 0 0 1 1 0 1
1 1 1 1 0 0 0

A Nand B はNot (A and B)と同値
A Nor B は Not (A or B)と同値
A Xor B は(A Or B) And (Not(A)Or Not(B))と同値

(例)2つの16進数の値19と1Aがあります。 これら値のビットごとにORとXORをとり, 2進数に変換します。

1.Orの計算: 19 Or 1A

(1)BASEモ-ドで基数を2進に設定します。
[SHIFT][MENU](SETUP)[F4](Bin)[EXIT]

(2)16進数の数値19を入力します。
[F1](d~o)[F2](h)[1][9][EXIT]

(3)論理演算子を入力します。
[F2](LOG)[F4](or)[EXIT]

(4)16進数の数値1Aを入力し, 16進の結果を表示します。
[F1](d~o)[F2](h)[1][X,θ,T](A)

(5)計算を実行し、2進数の結果を表示します。
[EXE]
表示結果:0000000000011011

2.Xorの計算: 19 Or 1A

(1)BASEモ-ドで基数を2進に設定します。
[SHIFT][MENU](SETUP)[F4](Bin)[EXIT]

(2)16進数の数値19を入力します。
[F1](d~o)[F2](h)[1][9][EXIT]

(3)論理演算子を入力します。
[F2](LOG)[F5](xor)[EXIT]

(4)16進数の数値1Aを入力し, 16進の結果を表示します。
[F1](d~o)[F2](h)[1][X,θ,T](A)

(5)計算を実行し、2進数の結果を表示します。
[EXE]
表示結果:0000000000000011

対象製品

この情報は役に立ちましたか?

修理

修理に関するご案内はこちら

お問い合わせ

操作や機能、ご購入等についてのお問い合わせはこちら

修理

修理に関するご案内はこちら

お問い合わせ

操作や機能、ご購入等についてのお問い合わせはこちら

Select a location