fx-4850P (fx-4800P)のプログラムコマンドはfx-5800Pにそのまま使えますでしょうか。
fx-4850P (fx-4800P)のプログラムコマンドはfx-5800Pにそのままでは使えませんのでご注意ください。 fx-4850P (fx-4800P)とfx-5800Pのプログラムコマンドで異なる例を下に示します。 詳細は、それぞれのマニュアルをご参照願います。 (1)条件判定コマンド fx-4800P/4850P fx-5800P “条件“ ⇒ ~ ≠⇒ ・・・ If “条件“ Then ~ Else ・・・ IfEnd fx-4800P/4850Pで、は[FUNCTION][3][3]キーで入力します。 例1)Aメモリーの値が"3"であるならば"OK"を表示 fx-4800P/4850P fx-5800P A=3 ⇒ "OK" If A=3 Then "OK" IfEnd x-4800P/4850Pで、⇒は[FUNCTION][3][1]キーで入力します。 例2)Aメモリーの値が"3"であるならば"OK"を、そうでない場合は"NG"を表示 fx-4800P/4850P fx-5800P A=3 ⇒ "OK" ≠⇒ "NG" If A=3 Then "OK" Else "NG" IfEnd fx-4800P/4850Pで は[SHIFT][x2]キーで入力します。 (2) 結果出力コマンド (Pause) fx-4800P/4850P fx-5800P Pause # ≠⇒ "NG" # : 0~9の1桁の数値が有効。結果を出力し、停止している時間を示します。 Locate m , n , 数式 Locate m , n , “コメント “ m桁目のn行目に数式で示す計算結果、あるいは“コメント”で示すコメントを出力します。 fx-4800P/4850Pで は[SHIFT][x2]キーで入力します。 (3)変数メモリーへの代入コマンド (直接代入) 例)変数メモリーAに数値123を代入 fx-4800P/4850P fx-5800P A=123 123→A fx-4800P/4850Pで = は[ALPHA] [STO]キーで入力します。 fx-5800Pで →A は[SHIFT] [RCL](STO)[i](A)キーで入力します。 (4)変数メモリーへの代入コマンド (任意の数値の代入) 例)AとBに値を代入し√(A+B)を計算 fx-4800P/4850P fx-5800P √(A+B) あるいは {A, B} :√(A+B) ?→A ?→B √(A+B) x-4800P/4850Pで {は[FUNCTION][3][][3]キーで入力します。 }は[FUNCTION][3][][4]キーで入力します。 (5)配列変数コマンド 例1)Zメモリーの後ろに10個のメモリーを拡張 fx-4800P/4850P fx-5800P Defm 10 10→DimZ fx-4800P/4850Pで、 Defm は[SHIFT][・]キーで入力します。 fx-5800Pで、 DimZ は[SHIFT][・]キーで入力します。 (例2)Z以降の5番目のメモリーに数値123を代入し、その値を呼び出す fx-4800P/4850P fx-5800P Defm 10 Z[5]=12 Z[5] あるいは Defm 10 A[30]=123 A[30] 10→DimZ 123→Z[5] Z[5] ※Zメモリーに関してのみ配列変数は有効 [ は[ALPHA][ln]キーで入力します。 fx-4800P/4850Pで、 ] は[ALPHA] [^]キーで入力します。 fx-5800Pで、 ] は[ALPHA] [x■]キーで入力します。