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Our Heritage

SINCE 1974

時代とともに、人とともに。
時計に新たな進化を。

カシオウオッチの歴史は、挑戦の歴史です。
1974年、デジタルウオッチとして
世界で初めて、
オートカレンダーを搭載した
カシオトロンの誕生から、
常に独創的かつ革新的であり続けてきました。
腕時計の本質を見つめ、
腕時計の可能性を広げるために。
世界にまだないものを生み出し、
人と社会に貢献するために。
カシオウオッチの挑戦はこれからも続きます。

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1974

カシオトロン

記念すべきカシオウオッチ第1号

「時間は1秒1秒の足し算である」という発想から生まれた腕時計。デジタルウオッチの分野に新規参入するにあたり、電卓事業で培ったLSI技術を最大限に活用。時・分・秒はもちろん、月・日・曜日まで常に正確に表示する「完全自動腕時計」という開発思想を掲げ、大の月・小の月を自動的に判別するオートカレンダー機能をデジタルウオッチとして世界で初めて搭載しました。その後、閏年の2月29日まで自動判別するフルオートカレンダーも実現。以降、実用性の追求は、カシオウオッチの根幹としてすべてのモデルに受け継がれていきます。

ちなみに、カシオトロン(QW02-10シリーズ)の発売価格は58,000円。当時の大卒初任給の平均が78,700円であったことを考えると、この腕時計がいかに高級品であったかがわかります。身につける人の嗜好に応えるため、丸型、角型、薄型のほか、金張り仕様のモデルなど、バリエーションも幅広く展開。電池寿命約7年を実現し利便性を向上したモデルを発売するなど、次々にラインアップを強化していきました。

カシオトロン専用ライン完成

1976

カシオトロン専用ライン完成

カシオトロンの需要拡大に伴い、電卓の生産を行っていた八王子工場をカシオトロン専門工場として整備。徹底したクリーンな環境のもと、自動組立機・検査機器などの最新設備を導入した組立ラインが1976年よりフル稼動を開始しました。その後、ケースや部品の製造を行う海外拠点と連携することで生産体制をさらに強化。時計事業の基盤をより強固なものとしました。

1976

カシオトロン X-1

世界初、ストップウオッチや
ワールドタイムなど
5つの機能を搭載

カシオトロンで実現したオートカレンダーを含む基本時計機能(時・分・秒、AM/PM、月・日・曜日の表示)に加え、ストップウオッチ、カウンター、ワールドタイム、デュアルタイム機能を搭載。パーツの小型化、内部構造の省スペース化などカシオならではの高密度実装技術により実現した、5つの機能をもつ世界で初めての腕時計です。グローバル化など世の中のニーズに応える形で、デイリーユースはもちろんビジネスやレジャーシーンで役立つ機能を腕時計に集約。時代を先駆ける技術革新により、ユーザビリティの新たなカタチを提案し、デジタルウオッチの進化の方向性を示しました。

ハノーバー・メッセに出展

1976

ハノーバー・メッセに出展

ドイツ・ハノーバーで開催される世界最大級の国際産業技術見本市「ハノーバー・メッセ」にて、カシオトロンX-1を発表。機械式からクオーツ式への技術革新を経て、デジタルウオッチの普及が加速するなか、腕時計を単にデジタル化するのではなく、5つの機能を備えたコンピュータウオッチという新たな可能性を提示。独自のエレクトロニクス技術により、腕時計とは何かという問いにひとつの答えを示し、その歴史に新たなページを刻みました。

1977

カシオトロンレディス

ファッション性を高めた
女性向けデジタルウオッチ

ラインアップを広げるカシオトロンから、薄型化・小型化を実現したモデルが登場。ケースデザインに丸型と角型、バンドにメタルとレザーを取り揃え、コーディネートにあわせた着こなしを可能にするとともに、気品あふれる18Kの金張り仕様のモデルもラインアップ。デジタルウオッチの実用性に、身につけるアイテムとしてのデザイン性をプラスすることで、ユーザー層を女性へと広げました。

1978

F-100

強さと軽さを併せ持つ
硬質樹脂ケースを採用

ケースに、加工性に優れた硬質樹脂を採用した多機能ウオッチ。特徴的なフロントボタンデザインとともに、若者をはじめ幅広い世代への普及を促進しました。金属ケースが主流だった腕時計市場に、樹脂ケースを広めるきっかけとなったほか、樹脂による軽量化で耐衝撃構造を実現したG-SHOCKをはじめ、後の製品開発にもデザイン、設計、製造などの面で大きな影響を与えています。

羽村技術センター竣工

1979

羽村技術センター竣工

カシオの技術開発の中枢として東京都西多摩郡羽村町(現・羽村市)に羽村技術センターが完成。当時社員の4分の1を占めていた技術者の育成を強化するとともに、独創的な商品開発を支える広範囲な基礎研究を開始しました。その後、1983年に2号館、1990年に3号館が完成。カシオトロンに続く製品はもちろん、1983年に誕生したG-SHOCK初号機DW-5000Cの開発もここで行われました。

羽村技術センター竣工
山形カシオ設立

1979

山形カシオ設立

山形県東根市に生産拠点として「山形カシオ」を設立し、翌年4月より本格稼働を開始。小型化、高密度実装に対応した最新の設備環境を整え、製造ラインの自動化、省電力化も実現。なかでも、精密金型の製作と樹脂成形加工は業界トップレベルを誇り、ナノ加工技術へと技術革新を繰り返すなかで、歯車などの微細パーツから高品質な外装・ダイアルパーツまで、高い部品精度が求められるものづくりを可能にしています。

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