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1970s | 1980s | 1990s | 2000s | 2010s - 20s

1980

W-100

10気圧防水採用
ウォータースポーツモデル

F-100で実用化した硬質樹脂ケースで10気圧防水を実現。装着感の良い軽量設計で水泳などのウォーターアクティビティに対応するほか、ストップウオッチやタイマーなどスポーツシーンに役立つ機能も搭載。多機能でありながら電池寿命約5年を実現しました。健康器具が流行した1970年代からスポーツジムが一般化する1980年代へ、健康ブームが高まる時代のニーズに応えたデジタルウオッチです。

1980

C-80

カシオウオッチ初の
CALCULATORスタイル

独自の小型化技術により、腕時計に指で直接操作できるテンキーを搭載。従来の腕時計の機能に加え、8桁の四則計算を可能にしました。さらに、同時に2つ以上のキーを押した場合も、押したいキーを電子的に判断するFTS(Finger Touch System)回路を内蔵。押し間違いを防止し、思い通りの入力をサポートするなど、電卓も製造するカシオならではの親切設計を採用しています。腕時計の多機能化と電卓のウェアラブル化を同時に実現したモデルです。

1981

J-100

ペースメーカーつき
ジョギングウオッチ

世界的なジョギングブームを背景に開発されたスポーツモデル。好みの速度に応じたピッチを電子音で知らせるペースメーカーを搭載し、歩幅を設定することで所要時間・距離・歩数・平均速度の計測にも対応。ラップタイム計測も1/100秒単位で行えます。また、硬質樹脂を採用することで、軽量化とカラフルなデザインを実現。スポーツ志向の若年層から健康意識の高い中高年層まで、幅広い世代に向けて販売しました。

1982

T-1500/T-2000

英和和英辞書機能を搭載した
デジタルウオッチ

独自のLSI技術を駆使したCPUの開発により、デジタルウオッチへの英和和英辞書の搭載を実現。T-1500には中学修了程度の英単語・熟語、T-2000にはトラベル・ビジネスに役立つ英単語・熟語を収録しました。もちろん、従来の腕時計の基本機能も搭載。「ウォーキング ディクショナリー」として、時を知らせる腕時計から身につける情報機器へと新たな一歩を生み出したモデルです。

1982

DW-1000

20気圧防水採用の
ダイバーズモデル

デジタルウオッチとしてカシオ初の20気圧防水を実現。ダイビングでの使用を想定して開発されたモデルです。気密性の高いスクリューバック仕様のステンレススチールケースに、樹脂素材のトップベゼルを組み合わせたヘビーデューティデザインが特徴です。ストップウオッチ・タイマー計測中も時刻の確認ができるセカンドディスプレイ、電池寿命約7年のスタミナ設計など、ハードユースを支える実用性の高い機能を備えています。

1982

TS-1000

腕時計初の温度計測機能を搭載

温度変化を感知するサーミスタと呼ばれるファインセラミック半導体を利用した温度センサーを内蔵。時計として初めて温度計測機能を実現しました。温度の上がりすぎや下がりすぎをブザーで知らせる温度アラーム機能も搭載しています。1チップマイクロプロセッサの開発や高密度実装技術により、腕時計サイズをキープしながら部品点数の増加に対応。同時に低消費電力化も可能にし、電池寿命約3年を実現しています。

1982

ジェナス AQ-500

カシオ初の3針アナログ・デジタル
コンビネーションモデル

3針アナログとデジタルの両表示方式に対応し、直感的な時間把握と正確な時刻確認を可能にしたコンビネーションモデルです。ジェナスというネーミングは、古代ローマ神話に登場する2つの顔を持つ時の神から名付けられました。ドレスアップした装いにもマッチする洗練されたデザインに、ストップウオッチやデュアルタイムなどの機能を搭載。多様化するニーズに応えるべく、ゴールドタイプやレザーバンドタイプなどのラインアップを取り揃えました。

1983

ジェナスリードセンサー
AT-550

時代を先取る
タッチセンサー搭載モデル

時分秒針とデジタル液晶を組み合わせたシンプルな見た目に加え、手書き入力に対応した計算機能を搭載。ガラス面に組み込んだタッチセンサーで、指で書いた数字や計算記号を読み取り、計算式や計算結果を液晶に表示します。現在のスマートフォンやスマートウオッチのようなジェスチャー認識機能を、80年代初頭にいち早く実現したデジタルウオッチとして、多くのファンに語り継がれるエポックメーキングなモデルです。

技術面では、フロントガラスに透明電極スイッチを組み込んだタッチセンサーを採用。指で書いた数字や計算記号を読み取り、計算式や計算結果を液晶に表示します。独自開発の手書き文字認識アーキテクチャー「FTRS(Finger Trace Recognition System)」により、文字の大きさや書く位置にかかわらず精度の高い認識を可能に。物理キーなしで腕時計の多機能化の道を切り開いたモデルです。

1983

CFX-200

関数計算機能搭載の
CALCULATORウオッチ

CALCULATORウオッチとして、1980年発売のC-80に採用された指で直接操作できるテンキーや8桁の計算機能を受け継ぎつつ、新たに本格的な関数計算機能を搭載。25関数計算、12種の単位換算、3つの定数メモリーなどに対応し、研究から実務まで幅広くカバー。ストップウオッチ、アラーム、12-24時間制表示切替機能など、日常生活やビジネスシーンで役立つ実用機能も豊富に装備したハイスペックモデルです。

1983

DW-5000C (G-SHOCK)

腕時計の常識を覆した
タフネスウオッチ

当時、腕時計は慎重な取り扱いが必要とされる精密機器でした。その常識を覆し、壊れにくい「タフ」な腕時計という新しい価値を打ち立てたのがG-SHOCK(Gショック)です。はじまりは「落としても壊れない丈夫な時計」と書かれた1枚の企画書。開発期間約2年、200を超える試作など、想像を絶する試行錯誤を経て、完成したのが耐衝撃構造です。ムーブメントを外部衝撃から守る中空構造ケース、ウレタンベゼルによる全方向カバリング、重要部品の緩衝材保護など、画期的な発想と技術が生み出されました。

その性能は、過酷な現場で働く人々から高く評価されたほか、スケートボードなどを楽しむ若者にも熱狂的に受け入れられました。以降G-SHOCKは、ハードな使用に応える強さと機能、クールなデザインで独自の世界観を築き、ストリートシーンを中心に、スポーツ、アート、ミュージック、ファッションなど、様々なカルチャーと融合しながら全世界のユーザーから支持を獲得。2017年には世界累計出荷数1億個を突破しています。

1983

TC-500

タッチスクリーン搭載の
CALCURATORウオッチ

タッチ入力に対応した計算機能を搭載。液晶画面を時刻表示から計算キー表示に切り替えでき、画面に並んだ計算キーを、フロントガラス越しに指で触れるだけで計算式の入力を可能にしました。スクエアケースに大型液晶を配置したデザインで、現在のスマートウオッチなどに通じるものがあり、カシオウオッチの革新性が感じられるモデルです。

1983

W-27

カシオ初のソーラーウオッチ

太陽光や蛍光灯の光を電力に変えるソーラーウオッチ第1号機。高効率発電が可能なアモルファス製のソーラーパネルと消費電力を抑えたLSIの開発により実現しました。液晶下のソーラーパネルで発電し各種機能を安定駆動すると同時に、内蔵の二次電池にも電力を蓄えることで暗所でも快適に使用できます。6.5mmの薄型ケースで5気圧防水を実現するなど、日常生活での使用に適したモデルです。

1984

CD-40/CD-401

電話番号を記録できる
データバンク機能を搭載

内蔵メモリに電話番号を記録できるデータバンク機能を搭載。数字(12桁)と英字(4文字)の組み合わせを10組登録でき、いつでも簡単に呼び出すことができます。電話帳を不要にする機能として、計算機能などとあわせてビジネスをはじめ幅広いシーンで活躍。このモデル以降、データバンク機能は様々な進化を遂げるとともに、その名称は多機能デジタルウオッチの代名詞となりました。

腕時計出荷累計1億個を突破

1984

腕時計出荷累計1億個を突破

1974年11月のカシオトロン発売以来、9年9か月で腕時計の出荷累計が1億個を突破。世界初のオートカレンダー以降、計算機能、辞書機能、電話帳機能から、温度計などのセンサー機能まで、多様な機能を腕時計に搭載。腕につける情報機器としての開発姿勢が実を結び、腕時計市場に存在感を示しました。

1985

FS-10 (PELA)

ケース・バンド一体の
薄型軽量デジタルウオッチ

デジタル時代のファッションアイテムという目線で腕時計の構成要素を見直し、構造そのものからトータルデザイン。電子装置の微小化技術と異素材の同時成形を可能にするハイブリッドモールディング技術により、ケースとバンドを一体化するという従来の腕時計の常識を覆す斬新なアイデアを具現化しました。厚さ3.9mm、重量12gのスマートなデザインは、発売後またたく間に人気を集め、後にミリオンセラーを達成しています。

1985

DBC-60/DBC-600

テレメモ&スケジュール機能
搭載のデータバンク

ビジネスに役立つ機能として、電話番号などを管理できるテレメモ機能(最大50件)と予定日時をリマインドするスケジュール機能(最大50件)を搭載。内蔵メモリの大容量化により、英字5文字、数字12桁の組み合わせを登録可能にしたほか、テレメモ機能には自動ソート機能やシークレット機能、スケジュール機能には2週間分の予定の有無を確認できる予告機能を採用するなど、よりパーソナルな使用を想定し実用性を高めました。

1986

AE-20/AE-200

LCアナログを採用した
ツイングラフ

液晶ディスプレイをデジタル表示とアナログ表示のセクションに分割。左上のウインドウで時・分、右上のウインドウで秒を表示するとともに、アラーム、タイマー、ストップウオッチモードでは、各機能と連動したグラフィック表示を行います。大小2つのデジタル表示で、現在時刻や月・日・曜日を確認することもできるなど、腕時計としての実用性を機能的なデザインに落とし込んだモデルです。樹脂ケース(AE-20)とステンレスケース(AE-200)をラインアップ。

1986

SDB-300W

ラップメモリー機能を搭載した
スポーツウオッチ

ジョギング、マラソン、トライアスロンなど、高まるスポーツ人気に応えるべく開発されたのが、ストップウオッチ機能を充実させたSDB-300Wです。トラック競技に欠かせないラップ/スプリットタイム計測はもちろん、計測データを日付とともに最大30本記録するメモリー機能を搭載。さらに、平均ラップタイム算出、ターゲットタイム報知、タイマーなど、競技中のペースコントロールやトレーニング管理に役立つ機能も備えています。

1987

JP-100W

脈拍を測定できる
ランナー用スポーツウオッチ

トレーニングや健康管理に役立つ機能として脈拍測定機能を搭載。LED光を照射して血流量の変化を計測する「光電式脈拍検出方式」を採用し、センサー部に指を触れるだけで簡単に脈拍数の計測が可能。トレーニング後に計測し平常値と比較することで、適切な運動強度の目安にすることができます。また、ジョギング機能として、1/100秒ストップウオッチ、スプリットタイムメモリーのほか、ピッチを電子音で知らせるペースメーカーも搭載。

1987

TM-100

FMトランスミッターによる
音声送信機能を搭載

TM-100は、声を電波で飛ばせるユニークな腕時計。FMトランスミッターとマイクを搭載し、腕時計に向かって話すだけで、音声を周波数を合わせたラジオに無線送信。自分の声をラジオのスピーカーで再生することができます。ワイヤレス拡声器として屋外で使用したり、ラジオカセットを使って会話を録音したり、楽しみ方は自由自在。遊び心を刺激するガジェット感満載のデジタルウオッチです。

1987

AL-180

ソーラーパネル採用の
バッテリーレスウオッチ

1980年代に電卓などで実用化されていたソーラー技術を腕時計に応用。発電した電力をコンデンサに蓄電することで、アラームやストップウオッチなどの各種機能を安定駆動します。電池交換の手間を省くほか、クイックスタートや充電警告表示など、使い勝手にもきめ細かいこだわりを注入。フェイス部の大部分を占める大型のソーラーパネルなど、機能をそのままデザインに落とし込んだルックスも印象的です。

1987

DBA-80/800

音で電話がかけられる
フォーンダイアラー機能を搭載

最大50件の電話番号を記録するテレメモ機能と連動したフォーンダイアラー機能を新たに搭載。登録した電話番号をプッシュ回線の電話で使われるトーン信号に変換し、内蔵スピーカーから流れる信号音を受話器に聞かせることで、簡単に電話をかけることができます。電話帳を見ながらひとつひとつボタンを押す手間を省く機能は、携帯電話のない当時、非常に画期的なものとして、ビジネスをはじめ多くのシーンで活躍しました。

1987

MQ-24

時計の本質を追求した
永遠のスタンダード

シンプルなラウンドフェイスで、見やすさと使いやすさを追求した3針タイプの薄型モデル。時刻を知るという時計本来の機能にこだわった、まさに用の美と呼ぶにふさわしいミニマルなデザインは、老若男女はもちろん、カジュアルからフォーマルまで、着ける人、着けるシーンを選びません。1987年から現在まで続くロングセラーモデルとして、著名人をはじめ愛用者多数。世界中にユーザーの輪を広げています。

あらゆる人のニーズに寄り添うため、デザインバリエーションも実に多彩。インデックスをバータイプとアラビアタイプから選べるほか、ウレタンバンドに加え、スケルトンバンド、メッシュバンドなどを展開。ダイアルカラーも、定番のブラックやホワイト以外に、メタリックカラー、マットカラー、アースカラーなどが登場。お気に入りの1本を長く使い続ける人や、色違いを着替えるように楽しむ人など、自分らしさを表現するアイテムとして多くの人の腕元を彩ってきました。

1988

LA670

シンプル&コンパクトな
レディスウオッチ

腕時計としての実用性とファッションアイテムとしてのデザイン性を兼ね備えたレディスウオッチ。フィット感の高い小さめサイズと、オンオフ問わずに使えるシンプルなフォルムが人気を博し、デビューから30年以上続くロングセラーモデルとなりました。2011年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。今では長年受け継がれてきたクラシックスタイルが再注目され、発売当時を知らない若者からも高く評価されています。

選べるラインアップも魅力のひとつ。ケースにシルバーやゴールドなどのメタリックカラー、バンドにメタルやレザーを取り揃えるほか、フェイスカラーも多彩で、ファッション感度の高い女性のおしゃれ心に応えるモデルとして、日々そのスタイルに磨きをかけています。

1989

BM-100W

天気の傾向が予測できる
センサーウオッチ

アウトドアスポーツを楽しむ人に向け、天候変化を予測できる腕時計を発売。圧力センサーで気圧を自動計測し、18 時間分の変化量をバーグラフで表示。グラフの上昇・下降具合から天候の悪化や回復を予測する晴雨計として使用することができます。また、圧力センサーの計測データをもとに、高度と水深の算出にも対応。登山やウォーターアクティビティなど、様々なフィールドでの利用を可能にしました。

1989

EXW-50

加速度センサーを搭載した
フィットネスウオッチ

健康増進に効果的な有酸素運動を取り入れたエクササイズウォーキングのための機能を搭載。ストップウオッチによるタイム計測に加え、加速度センサーで身体の動きを感知し歩数を計測。設定した歩幅・体重・年齢などの個人データに基づき、運動後の消費カロリーなどを算出します。計測データを最大30件メモリーすることもでき、日々の運動管理に役立てられます。

1989

CGW-50

300年間の惑星の動きを
グラフィック表示する
「コスモフェイズ」

太陽系の9つの惑星(冥王星を含む)とハレー彗星の公転運動を300年間分(1901〜2200年)記録しており、任意の日の太陽系の惑星配列を表示。ボタン操作で早送り表示し、公転する各惑星の動きを楽しむこともできます。さらに、ハレー彗星の地球最接近や皆既日食が起こる年月日も表示。天文ファンをはじめ、世代を超えて多くの人を魅了する、宇宙へのロマンを感じさせるデジタルウオッチです。

1989

F-91W

デジタルウオッチの王道的存在

カシオウオッチの歴史のなかで、ベストセラーモデルとして記憶にも記録にも刻まれているのがF-91W。1989年の発売から現在に到るまで世界中に普及し続け、有名人の腕に見られたり、映画に登場したりすることもしばしば。強くて軽い樹脂製の薄型ケースに、時刻・日付表示、ストップウオッチ、アラーム、ライト機能を搭載。見やすさ、使いやすさ、着け心地など、細部まで品質へのこだわりを徹底したモデルです。

樹脂製のケース・バンドに角型デザインのデジタルモデルは、F-91Wのほかにも多数発売されました。丸型インジケーター採用のF-94W、5気圧防水のW-59、ELバックライト搭載のF-105Wなど、機能やデザインに違いはあるものの、いずれも多機能をそのままに進化したモデルばかり。そこには、細部まで品質へのこだわりを徹底したいというカシオの想いが込められています。

1989

A159W

メタルバンド仕様の
デジタルウオッチ

同時期に発売したF-91Wと同じムーブメントを搭載し、メタルバンドを採用したのがA159Wです。メタルバンドにあわせてケースもメタリックカラーにしています。山形カシオの技術者たちがつくるメイドインジャパンモデルとして、現在世界中で販売され、同じ仕様で生産地の異なるA158とともに、人気のロングセラーモデルです。

1989

MAP-100

マップメーター機能を搭載した
デジタルウオッチ

MAP-100は、紙地図から移動距離を算出できるマップメーター機能を搭載した腕時計。レジャーブームが高まるなか、休日にドライブやキャンプなどを楽しむ人向けに開発されました。ベゼル部の計測ローラーで地図上のルートをなぞると、設定した縮尺に基づき実際の距離を表示。時速を入力することで所要時間も確認できます。デジタル地図がない当時、旅行前の準備はもちろん、外出先でのルート検索にも便利な機能として様々なシーンで活躍しました。

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