
Maybe!×G-MS タイアップ企画
With G-MS
モデル・真雪さん
CULTURE | 2022.02.10
次世代シティガールとして注目を集めている真雪(まゆき)さん。
現役大学生、モデル、古着店スタッフ、ファッションブランド[Mmm](ミリ)のディレクターと、
いくつもの顔を持つ真雪さんは、「昔は平凡な日常を望んでいたんです」と笑う。
マルチに活躍する彼女の内面に迫った。

将来を考えるきっかけになった両親の脱サラ。
ずっと、やりたいことが見つからなかったんです。強いていえば、専業主婦になりたかった。早めに結婚して、家事と内職を担当して、仙台にある実家の近くに家を建てて、自宅と実家を行き来しながら、夫と子供と平凡な日常を送る、みたいな未来をぼんやり思い描いていました。将来をじっくり考えるきっかけになったのは、高校生になったころ、両親が脱サラして焼肉店を構えたことです。「自分のお店をもちたい」とは常々言っていたけれど、本当に夢叶えちゃった!って家族ながらにびっくりしちゃって(笑)。父はホテルマン、母はスーパーの品出しの仕事をすっぱり辞めて、開業していました。「私にも夢ってあるのかな」と真剣に考え始めたのはその時からです。とはいえ、すぐに答えは見つからず…。とにかく新しいことをしようと思って上京を決めました。

今の私があるのは「#真雪ショート」のおかげ。
上京した年、2019年の12月からショートヘアのサロンモデルを始めました。でも、すぐにコロナで緊急事態宣言が発令されてしまって、一旦仙台に戻ったんです。残念だったけれど、いい機会だと思って、それまで風景とモノばかりだったInstagramに自分の写真を投稿するようになりました。その投稿を美容師さんが拡散してくださって、ありがたいことに「#真雪ショート」がバズって、どんどんフォロワーさんが増えていって。今の私があるのはこのハッシュタグのおかげです(笑)。宣言開け、東京に戻ってからは、人生で一番仕事をしました。おかしいくらい。よくやったと思います。ロングにしないんですか?って聞かれることも多いんですけど、しないです!美容師さんに「真雪ちゃんは頭の形が丸くないから、ショートで丸みのラインを作るといい」と言われたのがすごくしっくりきていて。なにより楽だし、ショートにどハマりしてます!

初対面の時の印象でい続けたい。
古着店のスタッフは、古着の魅力を広めたいと思って始めました。もちろんお仕事だけど、気分の割合的には「楽しい」が90%くらいです。お店に立つのが楽しくて仕方ない(笑)。ただ、「真雪」を好きなお客さんと接する時は悩みますね。「初対面の印象のまま話したい」というこだわりがあって、自分にプレッシャーをかけてしまって。「目の前の人の思う真雪像」を探してしまいます。逆に、私のことを知らないお客さんが、接客を経てファンになってくださった時はすごくうれしいです。

今年はもっとたくさんの人と自分の悩みを共有したい。
2021年は、たくさん悩んだ年でした。肩書きが増えるにつれて、これまで気にしてこなかったこと、例えば、自分の容姿、声とかが突然コンプレックスに感じられてしまって。外にいても家にいても人の目が気になって…。私は、ファンの方に「自然体で親しみやすいところが好き」と言っていただくことが多いのですが、それってどんな状態だっけ?と一時期は「自然体」を見失っていました。助けてくれたのは、家族と昔からの友人でした。悩みを話したことで、自分の「自然体」がつかめたような気がしています。振り返ると、最初からひとりで抱え込まなきゃよかったなって思いますね。今年は、もっと範囲を広げて相談してみようかな。それこそ、初対面の人にがっつり悩みをぶつけるくらいの勢いで人と関わりたいです。

着用アイテムはこれ!
華奢なデザインですごくかわいいですね!きれいめのお洋服だけじゃなく、今日私が着ているようなストリートっぽい古着コーディネートにも合うから、1本持っていたら重宝しそうです。
真雪(まゆき)
モデル。2000年宮城県生まれ。トレードマークのショートヘアスタイルが「#真雪ショート」として大きなムーブメントとなり、一躍有名に。現役大学生でありながら、モデル、人気古着店「aNiKi」のスタッフ、ファッションブランド[Mmm]のディレクターなど多方面で活躍。彼女のファッションセンスとその飾らないスタイルがZ世代の新潮流を担う存在として注目を集めている。
STAFF CREDIT
撮影:黒石あみ
Text:中山夏美 Twitter @zao_natsumi
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