ソーラー腕時計の仕組み
ソーラー腕時計は、一般的にガラス面で受けた光でソーラーパネルが発電した電気エネルギーを二次電池に蓄積し、その電気エネルギーを利用することで時計が駆動する仕組みとなっています。カシオでは、蛍光灯の光でも発電するソーラーパネルと電力消費の大きい機能を効率的に使用可能にする大容量二次電池を組み合わせた独自のソーラー充電システム「タフソーラー」を搭載しています。
ソーラー腕時計の寿命
ソーラー腕時計は長期的な使用や使用環境により、電気エネルギーを蓄積する二次電池の容量や充電効率が低下してきます。カシオのソーラー腕時計における二次電池の寿命は、7~10年です。二次電池は充電・放電を繰り返しながら約7~10年前後使用いただけます。それ以降二次電池が劣化して光に当てても充電がされなくなってきた場合には、修理に関するお問い合わせ窓口または、お買い上げの販売店にご相談ください。ご希望により保証期間経過後は有料で充電点検を調整いたします。
ソーラー腕時計を長く使うには
ソーラー腕時計を長期間使用するためには、正しい充電方法と定期的なメンテナンスが重要です。
充電してはいけない場所
充電の際、光源の条件や環境によって時計本体が非常に高温になり、火傷を負ったり、時計内部の部品が損傷したりすることがあります。そのため、以下のような60℃以上になる可能性のある場所での充電は避けてください。
炎天下に駐車している車のダッシュボードの上
白熱灯、撮影用ライト、ハロゲンランプなどの発熱体に近い所
直射日光が長時間当たり高温になる所
長期間使用しない時は?
机の引き出しの中など光の当たらない所で保管するときは、十分充電を行ってからパワーセービング機能をオンにして節電(スリープ状態に)すると、電池消耗を少なくすることができます。なお、パワーセービング機能が働き「表示が消えている」「針が止まっている」スリープ状態の製品は、以下の条件で通常の動作状態に戻ります。
ガラス面に光が当たったとき
いずれかのボタンを押したとき
オートライト機能が動作する角度まで時計を動かしたとき(オートライト機能付き製品のみ)
ソーラー腕時計のメリット・デメリット
ソーラー腕時計は、その便利さとエコフレンドリーな特性から、多くのユーザーに選ばれています。しかし、メリットだけでなく、デメリットも理解した上で、場合によってはソーラータイプではない長寿命バッテリーの時計の購入を検討することも必要です。ここでは、ソーラー腕時計のメリットとデメリットを解説します。
ソーラー腕時計のメリット
- 頻繁な電池交換の必要がない
ソーラー腕時計は光をエネルギー源として動作するため、一次電池を使用した腕時計よりも、頻繁に電池交換する必要がありません。これにより、電池切れの心配が減り、長期間にわたって安定した使用が可能です。
ソーラー腕時計のデメリット
- こまめに光に充てることが必要
ソーラー腕時計は定期的に光に当てることで充電が行われますが、光に当てる時間が少ないとバッテリー残量が低下し、機能が停止してしまう可能性があります。特に日中に外出する機会が少ない人やしばらく時計を使用しない場合には、適切なタイミングでの充電が難しく、いざ使おうと思っても時計が動かないという可能性もあるでしょう。 - 初期コストが高くなる場合も
ソーラー腕時計は、ソーラー腕時計以外の時計に比べて初期コストが高い場合があります。これは、ソーラーパネルや高性能な二次電池などの技術が採用されているためです。しかし、長期的に見れば、頻繁な電池交換の費用が不要である点からコストパフォーマンスは良好です。
カシオのタフソーラー時計おすすめ2選
ここでは、わずかな光でも効率的に電力に変換することができ、蛍光灯でも充電ができるカシオの独自システム「タフソーラー」を採用している人気モデルをご紹介します。
G-SHOCKの初代モデル「DW-5000C」の角型フォルムを継続しており、外装はクラシックながらも機能はアップデートされている一本です。電波ソーラー搭載でどんなシーンにも使いやすい万能モデルです。
■ GW-M5610U-1JF をご購入されたお客様のレビュー
・(50代男性)スタンダードで最強
ファーストモデルのイメージを踏襲しながら電波ソーラー搭載で電池交換も時刻合わせも不要のスタンダードモデル。時刻だけでなく日付と曜日もひとめで確認できる正に最強の1本だと思います。
・(50代男性)最高の実用腕時計です。
G-SHOCKは、この5600シリーズの初期のスクリューバック、豆球モデルから、様々なタイプを購入しましたが、結局、このモデルに帰ってきました。LED、電波ソーラーの機能が追加され、20気圧防水、耐ショック、薄型、軽量、コンパクト。軍隊なんかで、愛用者が多いのも納得です。
私も、現場仕事で、使ってます。デイトも時計も性格。価格もリーズナブル。無駄の無いデザイン。最高の実用腕時計だと思います。
・(50代男性)G-SHOCKらしいG-SHOCK
今では様々なG-SHOCKが発売されていますが原点はやはりこの形。しかも、電波&ソーラーで電池交換不要なのは環境に配慮しているし、何よりありがたいです。派手さはありませんが、スーツにもカジュアルにも合わせられるのもよいですね。
八角形フォルムが特徴の2100シリーズから高機能モデルの紹介です。タフソーラーで電池長持ち、スマートフォンリンク機能で簡単に時刻調整が出来ます。文字板の赤・青・黄色の差し色は初代から続くG-SHOCKらしいカラーリングとなっています。
■ GA-B2100-1AJF をご購入されたお客様のレビュー
・(50代男性)久しぶりのG-SHOCK
ショップで「このG-SHOCKはタフソーラー、それにスマートフォンとBluetoothでの通信で時刻調整ができます」という説明を聞き、時計とスマホがBluetooth通信できることにすごく驚きました。
デザインはシンプルで重量は軽く一目惚れして即購入。
10年以上振りに使い始めた久しぶりのG-SHOCK。
とても気に入ってます!
・(50代男性)とても軽くて視認性も良い
タフソーラーやBluetoothもついて完璧でないでしょうか、コスパもとても良いです。
・軽くて操作性も良いと思います
ソーラー&Bluetoothになって価格も手ごろ。時計側からスマホをさがす機能もあり、アプリで操作性も向上しています。実用性の高いGショックです。
電池寿命約10年モデルのおすすめモデル9選
ソーラー時計にしようか悩んでいる方には、長寿命バッテリーの時計もおすすめです。特に、ソーラー時計を買ったとしても定期的に日光に当てるのを忘れそうな方にはこちらの10年バッテリーのモデルがおすすめです。
タイマーやストップウオッチ、ワールドタイム、LEDライトといった便利機能を備えたスタンダードウオッチです。10年バッテリー搭載で長い期間安心して使用できます。
■ AW-80-7AJH をご購入されたお客様のレビュー
・機能性に優れ安価
必要な機能が網羅されており、安価である。長年同じ商品を使っている。現場勤務に重宝している。
3針アナログモデルでビジネスシーンにぴったりの長寿命モデルです。曜日・日付表機能付きで便利に使えます。
ムーンデータ、タイドグラフ、10気圧防水、LEDバックライト等、マリンスポーツなどのアクティビティで役立つ機能を搭載しています。電池寿命は10年と長い期間安心して使えるモデルです。
多機能の表示が見やすいワイドフェイスのデジタルモデルです。耐衝撃構造と10年バッテリー搭載で長期間安心して使用できます。
自然の情景から着想を得たアースカラーをあしらったモデルです。落ち着いたカーキカラーなので様々なコーディネートに合わせやすいでしょう。
オレンジのビタミンカラーが映えるモデルです。スポーティーなファッションや、アウトドアでのコーディネートにもおすすめです。
大容量電池の採用と低消費電力化により、アラームやLEDライトなどの多機能を搭載しながら電池寿命10年を実現したモデルです。バイオマスプラスチックを使用しており、環境にも配慮しています。
ブルーのアースカラーを採用した10年の長寿命バッテリーモデルです。ワイドフェイスのアナログ・デジタルのコンビネーションモデルで視認性が非常に高いです。
オレンジのビタミンカラーが映えるモデルです。スポーティーなファッションや、アウトドアでのコーディネートにもおすすめです。
まとめ
ソーラー腕時計は、電池交換の手間を軽減できるその便利さから多くのユーザーに愛用されています。しかし、ソーラー時計であってもメンテナンスをしながら使い続ける必要があります。ぜひ長く使い続けるためのコツを実践してみてください。また、ソーラー時計の充電する手間が大変な方は長寿命バッテリーの時計もぜひご検討ください。