個性溢れるカラーバリエーション

6月9日に発売された、Manta待望のNEWモデル「OCW-S7000」シリーズ。前回のBLUE MOTIONS（「NEW Manta “S7000” Vol.1〜青のクロノグラフ」）では、そのメインモデルである『OCW-S7000-1AJF』をピックアップし、クロノグラフの持つスポーティさを明快かつ大胆に表現した洗練のスリムスタイルを紹介したが、今回は続編として「OCW-S7000」シリーズにラインアップされた、2つのカラーバリエーションモデルに迫り、さらなる青の深淵に触れてみたいと思う。

Manta「OCW-S7000シリーズ」。左より『OCW-S7000-1AJF』、『OCW-S7000A-2AJF』、『OCW-S7000B-2AJF』

まず初めに紹介するのは、世界限定1,500本の限定モデル『OCW-S7000A-2AJF』。シリーズの最大の特徴であるタキメーターを刻んだサファイアガラスベゼルには、リング状に加工したサファイアガラスの裏面にライトブルー蒸着を施して着色。さらにMantaならではの多角形ベゼルのベース部分をブラックにすることで、ライトブルーを際立たせている。そして黒文字板の『OCW-S7000-1AJF』に対し、文字板にもライトブルーを基調とするグラデーションIPを採用。OCEANUSブルーで表現されたその美しい階調は、まるで光の反射や吸収により幾重にも異なった青が生まれる海の色を彷彿させるようである。また“計測器の美しさ”をデザインテーマとした「OCW-S7000」シリーズらしく、ストップウオッチ計測のスタートの象徴である12時のインデックスや時分針、秒針などにアクセントとしてピンクゴールドを配色している。個性的なフェイスは好みが分かれそうであるが、信頼性や安心感を連想させるライトブルーでまとめられたことにより、洗練された優しい印象を与え、ネイビーやグレーなどのスーツスタイルにも馴染み、ビジネスシーンでも合わせやすいのではないだろうか。

現在の多様化したライフスタイルの中で自分らしく生きる男性に向け、選ぶ楽しみ、身に着ける喜びを与えてくれる3つの個性。単なる色やトレンドとしてではなく、革新し続ける進化の象徴として、誕生からこだわり続けてきた“ブルー”を新たな形で昇華させた「OCW-S7000」シリーズは、まさにOCEANUSの真骨頂と言える。そう、他の追随があろうともOCEANUSはブルー。ブルーはOCEANUSなのである。