Bold and Luxury “T6000”
クラシックラインの新機軸
現代における時計の持つ役割は、時間を把握する“プロダクト”から、自分らしさを表現する“ライフスタイルアイテム”へと、大きく移り変わろうとしている。そこで求められるのは、日常における実用性とスタイルを主張するデザイン性。その2つを“機能美”という形で体現するのが、OCEANUSのスタンダードモデル「Classic Line」である。
不動の人気を誇る代表モデル『OCW-T2600』をはじめ、Bluetooth®を初搭載した『OCW-T3000』やシンプルなフラットベゼルが特徴の『OCW-T4000』、OCEANUS初の角型ケースを採用した『OCW-T5000』など、これまで様々なシリーズを生み出し、多くのビジネスパーソンから支持を受けてきたClassic Lineだが、昨今のビジネススタイルの拡がりから、今回さらにライフスタイルを重視したNEWシリーズ『OCW-T6000』が約2年振りに誕生するという。
そこで今回のBLUE MOTIONSでは、開発者の話を交えながら、OCW-T6000シリーズの魅力について徹底解剖したいと思う。
ソリッド感が際立つ、スポーティエレガンス。Classic Line『OCW-T6000』
ブランニュー・デザイン
今回発売されるのは、フェイスカラーにOCEANUSブルーを採用した『OCW-T6000-1AJF』と、トレンドとして注目されているグリーンの『OCW-T6000A-1AJF』。ともにアクセントとして、ダイアルリングとサブダイアルリングに配色されている。
そんな2モデルのデザインコンセプトは、“BOLD and LUXURY”。
「オンだけでなくオフもアクティブに活動する、スポーティなマインドを持つビジネスパーソンに向け、力強さとOCEANUSの持つ優美さを融合させたデザインを目指しました。OCW-T6000Aのブラック×グリーンの配色も、アクティブなユーザーにマッチすると思いましたし、これまでOCEANUSに触れてこなかった方にも手に取って欲しいので、あえてグリーンを採用しました」。
まず注目すべき点は、Classic Lineの定番モデルとして初採用された多角形ベゼルだろう。面で構成することでスポーティさを、そして細かく磨き分けてミラー面を入れることでエレガンスさを強調したデザインを実現。また都市コードを刻印することで、メタルのソリッド感に力強いスポーティさも演出している。
「ソリッド感と優美さを両立させることに苦労しました。開発初期は力強さを最大限に表現するため、フラットを多用したデザインにしていましたが、力強さはあるもののOCEANUSらしさが感じられませんでした。そこで一つひとつの面の角度や細かな仕上げ分けに気を遣うことで、ソリッド感のある中にOCEANUSらしい優美さや輝きを併せ持ったデザインに仕上げることができました」。
多角形ベゼルといえばフラッグシップであるMantaのイメージが強く、その多くのモデルが16面体にカットされているのに対し、OCW-T6000シリーズは12面体である。
「Mantaは薄いだけでなく立体的に見せることを考えたデザインですが、遠くから見ると丸にも見える16面体にすることで、さりげなく立体感を演出しています。ただ今回のモデルは大胆なデザインでありながら光が入ることで、金属の輝きや高級感がある仕上がりになっているので、8面体だと大胆すぎるし、16面体だと丸にも見えて弱い。12面体がちょうど良いバランスであると判断しました」。
Bluetooth®搭載電波ソーラー『OCW-T6000-1AJF』
続いてはダイアルに目を向けてみよう。大小4つのインダイアルを配置した独創的な多針クロノグラフフェイスが、スポーティな表情を醸し出している。
「このアシンメトリーなインダイアル配置はCASIOのオリジナルレイアウトで、文字板に個性を出したいという想いから採用しました。過去に電波ソーラーモデルのOCW-S2400(Manta)でも採用しましたが、時計のサイズ感とBluetooth®搭載の電波ソーラーを両立させるために、今回新たに設計開発したモジュールとなります」。
さらに8時位置のインジケーター針にはアクセントとして、それぞれレッド(T6000)とゴールド(T6000A)を配色。
「あえて色味の違う差し色を入れることで、スポーティな印象とさりげない遊び心を持たせました。またブルーとグリーン、それぞれの類似色相を配色することで、多色ながらまとまりのある印象に仕上げています」。
そしてブラック文字板には、ブランドロゴのモチーフであり、OCEANUSが着想の源にしている海の“波”からインスパイアされたテクスチャーが施されている。
「Classic LineにはOCW-T2600もある中で、このモデルを選んでくださる方はきっとモダンで少し個性的なものを求めているのではと考え、力強い波のイメージをモダンなパターンで表現しました。放射目の仕上げの上から波のパターンを印刷することで、波のパターンの力強さと生地の放射目の上品さを両立させ、また印刷にはクリアインクを使うことで、さりげなくも個性を感じる文字板になっています」。
Bluetooth®搭載電波ソーラー『OCW-T6000A-1AJF』
ライフスタイルウオッチの確立
新たなデザイン表現はこれだけに留まらない。なんとケースとバンドも、この『OCW-T6000』シリーズのために開発されたという。
12面体の多角形ベゼルに合わせて、直線的なシルエットとソリッドな面構成を採用したチタンケースは、ザラツ研磨によって部位ごとにヘアラインとミラーで磨き分け、シャープで美しい輝きを放っている。またバンドにはケースと同様、軽量で錆びに強く、肌に優しいチタン素材を使用。センター駒の凸部を強調したソリッドな造形は、駒のピッチを短くすることで装着性を高めているのだ。
「メタルのソリッド感と上質さを感じるデザインにするために、このケースとバンドにしました。バンドの駒ピッチを短くした理由は、スポーティなマインドを持つ方の着用シーンを想定したとき、腕へのフィット感と馴染みの良さが求められると考えたからです。歴代モデルによってデザインは異なりますが、近年だとOCW-T2600より駒ピッチが短いです」。
またデザインだけでなく、電波ソーラーやスマートフォンリンクも搭載し、自動時刻修正や時計のコンディション管理、ワールドタイム設定など、現代的な実用機能も充実。まさにデザイン性と機能性を兼ね備えた、“ライフスタイルウオッチ”を実現しているのだ。
「現行のOCEANUSはちょっとエレガント過ぎると感じていらっしゃる方や、金属のソリッド感を楽しみたいという方に、自信を持ってお勧めできるOCEANUSが作れたと自負しています。写真だけでは伝わらない質感を、店頭でお手に取って感じていただきたいです」。
新しい何かを形にする、その裏には数えきれないほどの挑戦が存在する。もはや当たり前のようにも見える革新の連続が、OCEANUSの未来を切り拓く。オンオフ問わずに使えるClassic Lineのシンプルスタイルはそのままに、新たな機能美によってアクティブマインドを刺激するOCW-T6000シリーズ。このモデルの誕生は、今後のOCEANUSのあるべき姿を指し示していると言っても過言ではない。
Text: Tatsuya Nakamura | Photography: Daisuke Taniguchi
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