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Monotone Classics

白と黒のオシアナス

ブランド20周年を迎え、これまで歩んできた進化の軌跡やこれからの意思をNEWモデルに託し、今年の初頭から次々と発売しているOCEANUS。その勢いは止まらず、この度アニバーサリーイヤーを華やかに彩るラインアップとして、Classic Lineシリーズから“モノトーンの世界観”を前面に押し出した新色が追加されることとなった。シンプルなカラーリングだからこそ難しいとされる配色のバランス。その妙を徹底追求した、2つの新作に迫る。

ホワイト&ブラック“T2600J”

電波ソーラー『OCW-T2600J-7AJF』 ¥121,000(税込)

まずは3つのインダイアルを備えたオーセンティックなクロノグラフデザインと、日常生活に求められる実用機能を搭載することで、機能美を体現した「OCW-T2600」。ベースモデルの発売から9年経った今も根強い人気を誇り、これまで17モデルものカラーバリエーションを輩出しながら“不変”という普遍的な価値を持ち続ける定番モデルは、もはやClassic Lineシリーズのみならず、OCEANUSを代表するモデルと言っても過言ではない。今回発売されるのは、ホワイトとブルーの掛け合わせが好評を博しているManta『OCW-S7000D』(1月発売)に続く、コントラストカラーを採用した『OCW-T2600J-7AJF』。

高発色で鮮やかなホワイトを採用した文字板に、精悍なブラックのインダイアルを合わせることで、Classic Lineの現行ラインアップでは唯一となるダイアルとインダイアルを切り替えとしたツートンカラーを実現。DLC加工を施したベゼルにはホワイトのタキメーターをあしらい、スポーティな表情を映し出すとともに、堅牢性も高めている。他にも文字板外周の都市コードやインダイアル内の表示、インデックスの天面やサイドに相対するカラーを用いるなど、ホワイト&ブラックのコントラストが、もともと文字板を2枚重ねて立体感を演出することで視認性を追求したワイドフェイスを、さらに見やすくさせているのだ。

オールブラック“T5000B”

Bluetooth®搭載電波ソーラー『OCW-T5000B-1AJF』 ¥198,000(税込)

続いてはOCEANUS初のクラシカルな角型デザインに、Bluetooth®電波ソーラーなどの先進機能を搭載することで、モダンエレガントな機能美を追求した「OCW-T5000」。それまで一貫して丸型ケースであったOCEANUSが2021年に誕生させたこのスクエアモデルは、当時センセーションを巻き起こしたのも記憶に新しい。しかしその後はClassic Line初の多角形ベゼルを採用した「OCW-T6000」が発売されるなど、しばらくニュースのなかった「OCW-T5000」だったが、今回OCEANUSの中で隠れた人気を誇るオールブラックモデルとして、『OCW-T5000B-1AJF』が新たなカラーバリエーションに加わった。

細かく磨き分けすることで質感を高めたスリム&コンパクトな角型ケースと、駒のピッチを短くすることで装着性を向上させたバンド。その全体にDLC加工を施すことでソリッドな造形が際立つ、美しいブラックの発色を実現。また細かい縦ストライプ模様を採用したブラック文字板に合わせ、文字板外周の都市コードやインダイアルの表示、シンプルなバーインデックスの天面などをホワイトで着色。前述の『OCW-T2600J-7AJF』同様に対極のコントラストが、多針構成でありながらインダイアルリングを無くしたミニマムデザインによるフラットフェイスの視認性を高めている。
さらに今回の両モデルとも秒針とロゴマークにオシアナスブルーをあしらい、デザインアクセントとしてモノトーンな表情を引き締めていることも付け加えておこう。

最多となるカラーバリエーション数を更新しながらOCEANUS誕生の要因である電波ソーラーモデルを受け継ぐ『OCW-T2600』と、丸型ケースであるべきという既成概念を打ち破ることでOCEANUSに新たな風を吹き込んだ『OCW-T5000』。
2つのモデルがOCEANUSの20年の歴史に残した功績。それはOCEANUSの基本形ともいうべきClassic Lineシリーズだからこそ生み出すことができた、常識にとらわれない冒険心や遊び心による表現方法なのかもしれない。

Text: Tatsuya Nakamura | Photography: Daisuke Taniguchi

※ 表示価格は、すべてメーカー希望小売価格です。
※ 掲載商品の色調は、一部実物と異なる場合があります。

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