工場や施設内における事故防止や誘導を目的とし、注意喚起や行動を促すサイン投映を展示しました。
従来のペイントやシールといったサインは経年劣化や摩擦により摩耗し視認性が低下します。
また、剥がれた部分を放置することでスリップなどの事故原因になったり、
飛散したサインの欠片や粉塵が製品へ混入してしまうといった弊害も。
この展示のポイントは、プロジェクターを採用することにより耐消耗を実現し、サインの回転・点滅や映像で視認性が向上できる点です。
また、プロジェクターならではのPCと連動した柔軟なサインの変更・切り替えが可能に。
さらに、組込専用プロジェクションモジュールLH-200のエンハンス投映機能により、
設備に合わせて投映光の色を強調し視認性の低下を防ぎます。
建設現場における施工検査を念頭に、図面データをコンクリート上に投映する活用イメージの展示です。
工場や施設内における事故防止や誘導を目的とし、注意喚起や行動を促すサイン投映を展示しました。
紙の図面を現場に持ち込んだり、作業員各々がスマートグラスをつけることで施工の打ち合わせや検査を行うのが現在の主流ですが、
施工中の床や壁に直接図面などの設計情報を同一視点で表示可能。
スマートグラス等のヘッドマウントディスプレイ方式と違い、作業員全員が同時に情報共有ができるようになります。
これにより、ミスの早期発見や検査業務効率の改善が見込めます。
簡易な物理センシング装置との連動により、初期投資を抑え施設内でのプロジェクションマッピングを実現した展示です。
今回はドアへ投映することで施設の使用状況や注意喚起を促す活用例を展示しました。
本展示のポイントは、磁石を利用したセンシング装置と
産業用シングルボードコンピュータを使用したシンプルな構成で
状況に応じたナビゲーション、光源制御を実現した点です。
また、組込専用プロジェクションモジュールLH-200は360°自由に取付可能なため、ヨコだけでなくタテにも映すことができ、
取付場所や投映内容に応じた設置が可能になっていることもポイントです。
機械の目となるマシンビジョンには様々な種類があります。
プロジェクター方式が用いられるのは3次元計測用途のマシンビジョン、3Dマシンビジョンと呼ばれます。
3次元計測の方法は、プロジェクター方式の他に、ラインレーザーとラインセンサーを合わせた光切断方式、
複数のイメージセンサの視差で3次元を計測するステレオカメラ方式などが一般的です。
組込専用プロジェクションモジュールLH-200はDLP®方式のため、コントラストの高さと素子の開口率が高く、
カメラでのパターン認識がしやすく、高精度な検出が実現できます。
また、検出エラーを抑えるためには映像とシャッターのフレームの同期が重要です。
LH -200は映像フレームのトリガー信号が出力できるので、カメラとの同期が手軽に行えます。
当日は信号機能がある場合と無い場合のカメラ画面を展示し、カメラの認識の差異をご確認頂きました。
組込専用プロジェクションモジュールLH-200は、様々な機器に組み込まれることを想定し、
投映品質を左右する光学ブロックへの埃の侵入を防ぐ密閉構造を採用しています。
そのため、埃の侵入を防ぐために一般的に用いられるフィルターを一切使用しておりません。
これにより、長期間運用しても埃による輝度低下の影響を抑制し、フィルターの目詰まりによるダウンタイムの発生や
定期的なフィルター交換作業の必要もなく、サポートの手間が大きく低減されます。
当日は社内での防塵テスト時の動画やテスト後の実機を展示し、耐環境性能をご覧いただきました。
沖電気工業株式会社様の作業ガイドシステムと当社プロジェクターを組み合わせたシステムを前回に引き続き展示。
セル生産現場での活用例としてプロジェクション方式でのナビゲーションによる作業ガイドを体験いただきました。
作業内容の動画投映と次にピッキングすべきケースへのプロジェクションを行い、作業内容の平準化と効率化が見込めます。
採用事例はこちらからご確認いただけます。
当社データプロジェクターの一部を展示しました。当社製品ラインアップはこちらからご確認いただけます。
また、全機種を対象に無料でご使用いただける「テスト機貸し出しサービス」も行っております。
貴社環境でのテストなどにご活用ください。
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